「類似性の法則」は理解していただけましたか。
ぜひ、使ってみてください。
今日は、少し似ている言葉で「同質の原理」の話です。
これは、アルト・シューラーという人が提唱した言葉で、主に音楽療法の現場で使われるテクニックです。
気持ちが落ち込んでいる時は、落ち着いた音楽を、興奮している時は、興奮した音楽を聴くほうが良いというのです。
音楽に自分の気持ちを代弁してもらうといった感じですね。
落ち込んで悲しみに暮れている人に無理やり、
「元気だせよーーー!」
というのではなく、一度一緒に落ち込んであげて、徐々に元気にしていくということですね。
何事も無理やりは禁物です。
この「同質の原理」は少し音楽療法を勉強した人なら知っていると思います。ただ、治療法に絶対はないように「同質の原理」が絶対効くというわけではありません。
相反する、報告もされています。
それは、次回にしましょう。
ある程度の理論は大切です。しかし、第一線で活躍するプロフェッショナルにはその場、その場の雰囲気を読み取ることが特に要求されるのです。
それでは、今日はこのへんで。
老人施設などでコンサートするときは、選曲にとても時間をかけます。激しい曲だと、ビックリさせちゃうかな、とか、物悲しい曲だと、メリこんじゃうかな、とか・・・。
その施設の雰囲気にもよるので、初めてお邪魔する場合は、2パターン考えたりしてます(^^;
「この曲だ!」とゆう断言が出来ない不安定さはあるけれど、悩んで選んで「これだったのかぁ!」ってピッタリな選曲が出来たときは、聞いている人にも、演奏している私たちにも、本当に目に見えて活気が溢れます。音楽の力はすごいなぁと思います♪
老人施設でコンサートもされるのですね。
やはり、その場の雰囲気を感じて選曲することも多いのでしょうね。
言葉には表せないものが音楽を通すと、お互いに感じることができるのだと思います。まさに音楽は世界共通語ですね。
紅茶コーディネーターですか。私はコーヒーより紅茶派なのです。音楽と同じようにその場にあった紅茶をコーディネートしたりするのでしょうか。
クラシックのCDも千枚以上とは驚きです。ただ者ではないですね、オリオリさんは。教授たちが嫌がるような先駆的な感性も音楽の世界では必要だと思います。やってみなければ分かりませんから。頭だけで、考えてはいけませんよね。
久々に美味しい紅茶でも買いに行こうと思います。